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成長痛とその対処法

東京都荒川区・台東区の皆さん、こんにちは!
茂澤メディカルクリニック リハビリテーション科 柔道整復師の飯田です。
「成長痛」って聞いたことがありますか?成長痛は、特に小学生や中学生の子どもたちに見られる痛みのことです。体が大きくなるときに、どこかが痛くなることがあります。
1.成長痛ってどんな痛み?
成長痛は、体が急に大きくなるときに起こる痛みです。たとえば、骨が伸びるとき、筋肉や腱(けん)という部分に負担がかかることがあります。これが原因で、特に膝や踵(かかと)などが痛くなることがあるんです。痛みは、だいたい夜に強くなることが多いです。だから、寝る前に「今日は膝が痛いな」と感じる子もいるかもしれません。
2.どんな時に成長痛が起こるの?
成長痛は、主に次のようなときに起こりやすいです:
- 運動をたくさんしたとき
サッカーやバスケットボールなど、激しく体を動かすスポーツをした後に痛くなることがあります。 - 急に身長が伸びたとき
体が急に大きくなると、筋肉や骨がその変化についていけなくなって、痛みが出ることがあります。
でも、成長痛は怖い病気じゃないので、だんだん治っていきます。
3.成長痛が起きた時の対処法
もし成長痛が起きたら、どうすればいいのでしょうか?痛みを和らげるためには、いくつかの方法があります。
① 休んで体を休ませる
まず、無理に運動をしないようにしましょう。成長痛があるときは、あまり動かずに体を休ませることが大切です。特に痛い部分を使わないようにして、少しの間休憩を取ってください。
② 温めてリラックスする
痛みがある部分を温めると、筋肉がリラックスして痛みが軽くなることがあります。お風呂で温まったり、温かいタオルで痛い部分を包んだりしてみてください。温めることで血流が良くなり、痛みが和らぎます。
③ ストレッチや軽い運動
運動をしているときに痛みが出ることがあるので、軽いストレッチをして筋肉をほぐすことも大切です。ただし、痛みがひどいときは無理にストレッチをしないようにしましょう。痛くない範囲で体を伸ばしてみてください。
④ 寝るときは楽な姿勢で
夜に痛くなることが多いので、寝るときに楽な姿勢で寝ることが大切です。たとえば、膝が痛いときは膝の下にクッションを置いて、膝を少し高くして寝ると楽になります。
4.まとめ
成長痛は、体が大きくなるときに起こる普通の痛みです。特に膝や踵に痛みを感じることが多いですが、心配しなくても大丈夫です。休んで体を休めたり、温めたりすることで、痛みはだんだん軽くなります。
痛みがひどくなる前に、少しの工夫で楽に過ごせることもあります。
当院では薬物療法、物理療法、運動療法等により、痛みの改善や生活の質の向上を図っています。腰、肩、膝、足などお体の痛みでお困りでしたら当院へご相談ください。
リハビリテーション科
柔道整復師 飯田 浩史
監修 茂澤幸右(茂澤メディカルクリニック南千住 院長)