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糖尿病 循環器科 運動器リハビリテーション

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手関節のサポーター

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東京都荒川区・台東区の皆さん、こんにちは!

茂澤メディカルクリニック リハビリテーション科 柔道整復師の飯田です。

今回は日常生活、仕事に欠かせない手関節について書いてみました。

手関節は日常生活で非常に重要な役割を果たしており、スポーツや仕事、さらには家事などで頻繁に使われます。そのため、手関節の怪我や疲労を防ぐために手関節サポーターを使うことが有効です。

手関節サポーターの役割

 手関節サポーターは、手関節を保護し、サポートするための道具です。スポーツや仕事で手関節に負担をかけすぎてしまった場合、サポーターを使用することで関節を固定し、過度な動きや力がかかるのを防ぐことができます。例えば、テニスやバスケットボール、重い荷物を持つ際に手関節をサポートすることで、怪我のリスクを減らすことができます。

また、手関節サポーターは、すでに手関節に軽い痛みや炎症がある場合の回復を助ける役割も果たします。サポーターを装着することで、手関節の安定性が増し、動かしすぎを防ぐことができ、痛みの軽減や早期回復が期待できます。

サポーターの選び方

手関節サポーターを選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえることが重要です。

1.サイズとフィット感

サポーターが合わないと、逆に手関節に負担をかけてしまうことがあります。自分の手首の周囲を測り、メーカーのサイズガイドを参考にして、ぴったりとフィットするものを選びましょう。特に動きやすさが重要な場合は、伸縮性が高い素材を選ぶと良いでしょう。

2.サポート力

手関節にどれくらいサポートが必要かによって、選ぶサポーターのタイプが異なります。軽いサポートであれば、柔らかい布製のサポーターで十分ですが、手首をしっかりと固定したい場合は、金属やプラスチックなどの硬い素材が使われたサポーターを選ぶのが効果的です。

3.使用シーンに合ったデザイン

スポーツをする際には、通気性が良く、動きやすいサポーターを選ぶことが大切です。特に運動中は汗をかくことが多いため、通気性が良く、軽量な素材を選びましょう。逆に、日常生活で使う場合には、目立たず、長時間着けていても違和感の少ないデザインのサポーターが便利です。

4.素材の柔軟性と快適性

サポーターの素材によって、長時間装着したときの快適さが異なります。ネオプレーンや伸縮性のある布素材など、柔軟で肌に優しい素材が使用されているものを選ぶと、肌への負担が少なく、快適に使用できます。

お勧めのサポーター

親指を支点としたらせん状サポート、固定性の強弱をつける事が可能

手関節尺側(小指側)の痛み、TFCC損傷にも効果的です。

TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷の症状

TFCC損傷の症状は、損傷の程度や場所によって異なりますが、一般的な症状は以下の通りです:

  • 手首の痛み
    特に手首の尺骨側(小指側)に痛みが集中します。痛みは動かすと悪化することが多いです。
  • 手首の腫れやこわばり
    損傷後、手首が腫れることがあります。手首が固くなり、動きが制限されることもあります。
  • 手首を動かすときのクリック音や引っかかり
    TFCC損傷が進行すると、手首を動かす際に異常な音や引っかかり感を感じることがあります。
  • 握力の低下
    握る動作や重い物を持つ際に、力が入らず、握力が弱くなることがあります。

TFCC損傷に対してサポーターを使用することで、以下のような効果が期待できます。

  1. 手首の安定性を向上させる TFCC損傷後、手首が不安定になりやすいため、サポーターは関節の安定性を提供します。手首を適切に固定することで、過度な動きや負荷がかかるのを防ぎ、さらなる損傷を防止します。特に、運動中や重い物を持つときにサポーターがあることで、手首への負担を軽減できます。
  2. 痛みの軽減 サポーターは手首を圧迫することで、炎症を抑える手助けをし、痛みを軽減します。固定することで手首の動きが制限され、痛みの原因となる過度な動きが抑えられます。これにより、日常生活や仕事での動作が楽になるとともに、リハビリが進みやすくなります。
  3. 回復を促進する TFCC損傷の治療には安静が重要ですが、完全に手首を使わない生活は非現実的です。サポーターは適度に手首を固定しながら、軽い運動やリハビリを可能にします。これにより、回復の過程をサポートし、手首の筋力や柔軟性の回復を促進します。
  4. 予防効果 TFCC損傷が完全に治癒していない場合や、再発のリスクがある場合、サポーターを使用することで予防的な効果があります。特にスポーツや過度に手首を使う作業をする際にサポーターを着用することで、再発を防ぎ、手首を守ることができます。

 当院では薬物療法、物理療法、運動療法等により、痛みの改善や生活の質の向上を図っています。腰、肩、膝、足などお体の痛みでお困りでしたら当院へご相談ください。

リハビリテーション科

柔道整復師 飯田 浩史

監修 茂澤幸右(茂澤メディカルクリニック南千住 院長)

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