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猫の身体がやわらかいのはなぜ?
東京都荒川区・台東区の皆様,こんにちは.茂澤メディカルクリニック リハビリテーション科 作業療法士の伊藤です.
私事ですが、最近仔猫を家族に迎えました。猫の動きを見ていると液体かと思うほどしなやかでなめらかです。丸くなったり、反ったり、高いところへの昇り降りも自由自在で、日頃腰痛や肩痛に悩まされる人間をたくさん見ている立場としてはうらやましい限りです。
なぜ猫はこんなにも身体が柔らかいのだろう?・・・ちょっと調べてみました。
猫を飼っている方ならお分かりだと思いますが、猫は狭くて暗いところが大好きですよね。猫は、瞬発力はありますが持久力がなく走り続けることができないため、外敵から身を守り、獲物を狙うため自分の姿を隠す必要があるからだそうです。狭い場所に入るためには身体が柔軟である方が都合がいいということですね。
猫の骨の数は約240個、人間の骨の数は約200個。背骨だけ見ても、人は12個の胸椎、5個の腰椎なのに対し、猫は13個の胸椎、7個の腰椎です。人間の身体に比べたらかなり小さいのに人間よりも多くの骨で構成されています。靭帯や筋肉もやわらかく一つ一つの関節の可動性が高いため、あの流体のような動きができるわけです。
私たち人間は猫とは身体の構成が違いますから猫ほど柔軟に動くことはできません。それでも皆さんが思っているより自分の身体は動きます!骨盤、肩甲骨、股関節など自分の身体の動きを感じたことはありますか?
当院では機能的な身体づくりを提案すべくピラティス教室を行っております。機能的な身体とは少ない力でたくさん動ける身体、省エネな身体を言います。立つ、座る、歩くなどの日常生活動作が楽にできたら素敵だと思いませんか。身体を変えてみたい!という方はぜひレッスンにご参加ください。
≪茂澤メディカルクリニック南千住 ピラティス教室≫
・毎月第2・4土曜日 A:13:30~、B:15:30~、隔週火曜日 15:00~
・茂澤メディカルクリニック 6F
・1レッスン60分、3名まで ※完全予約制
・受講費用:3000円(税込み)
・インストラクター:Crowne Pilates Basic Mat Instructor 伊藤結子
茂澤メディカルクリニック 南千住
リハビリテーション科 作業療法士 伊藤
監修 茂澤幸右 (茂澤メディカルクリニック南千住 院長)