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糖尿病 循環器科 運動器リハビリテーション

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とっても重要な呼吸<胸式呼吸>

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東京都荒川区・台東区の皆さん、こんにちは。

茂澤メディカルクリニック リハビリテーション科 理学療法士の桑田です。

今回は、胸式呼吸の重要性についてお話します。

この記事で役に立てること

・強くて柔らかい体幹を作りたい方・自律神経を整えたい方・正しいコアを身に付けたい方

胸式呼吸ってどんな動き?なんで必要なの?

胸式呼吸は

・吸う時に胸が膨らんで、お腹がへこむ(膨らまない)

・吐く時に胸がしぼんで、お腹が膨らむ

動きです。

胸式呼吸は、人間が「最初に会得していく呼吸」であり、「最初に行う運動」でもあります。

空気を吸う事でお腹が胸が膨らみ、吐く時にその空気が抜けるためお腹が膨らむという動きは、身体の中の「」を移動する動きと言えます。

つまり体の中の「圧」をコントロールするための一番初歩の動きが胸式呼吸とも言えます。

よくお腹や背中のインナーマッスルを鍛えましょう、コアを鍛えましょうというのは,このをうまく扱って体幹を安定させていきましょうというのが目的です。

そうなるとインナーマッスルを鍛えたい、コアを鍛えたい場合の前提条件にも胸式呼吸が正しく行えるということが必要となります。

また胸式呼吸では横隔膜という呼吸の筋肉が主役となって使われます。

横隔膜は前述のコアとして重要なインナーマッスルです。

そして横隔膜は大腰筋という背骨と脚を繋ぐ唯一の筋肉と関係が深く、お互いくっついているのではないかというくらい協力関係にあります。

大腰筋は背骨のコントロールと股関節の運動が主な役割となります。

背骨と股関節と言えば人体の中でも1,2を争うくらい大切な部位です。

そんな大腰筋ですが、先ほど紹介した横隔膜が機能しないと力が発揮しづらくなってしまいます。

つまり胸式呼吸が楽に上手に行えることは、横隔膜や大腰筋が機能しやすくなるため、身体にとって大切であることがお分かりいただけるかと思います。

胸式呼吸の練習

胸式呼吸の練習をどのようにするのかを説明します。

1.仰向けになり両膝を立てます

2.胸部と腹部に片手を乗せます

3.吸う時に胸部を膨らませ、腹部は「膨らまないよう」にします。

余裕があれば、腹部はしぼむように凹む方がより良いです。(力で無理にやらないでください!

まずはこの吸う動きを練習します。

慣れてきたら

4.吐く時に胸部をへこませ、腹部を膨らませます。

を練習してください。

胸式呼吸を楽にできると様々な恩恵があります。

お腹の力が入りやすくなったり、脚が軽くなります。

人間の土台となる動きの1つですので、ぜひお試しください。

茂澤メディカルクリニック南千住

リハビリテーション科 桑田大輔

監修:茂澤幸右(茂澤メディカルクリニック南千住院長)

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