東京都荒川区・台東区の皆さん、こんにちは！

茂澤メディカルクリニック　リハビリテーション科　柔道整復師の飯田です。

　このたび石川県能登地方を震源とする大規模な地震により犠牲となられた方々に、謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。 被災地では余震が続き、不安な日々が続いていることと存じますが、皆様の安全と一日も早い復興を衷心よりお祈り申し上げます。

　当院には怪我により骨折してしまった患者さまも来院されます。その時に使用している医療機器のご紹介をします。

超音波骨折治療器

　低出力パルス超音波（Low Intensity Pulsed Ultra Sound）の音圧効果により、骨折部位の骨の形成を促進し、骨癒合期間を約40％短縮できます。骨に器械的な刺激を与えると、その刺激に応じて骨が形成、修復されることが確認されています。超音波骨折治療法は、きわめて出力の弱い超音波を断続的に発振することで、骨折部位に音波刺激を与え、骨の癒合を促進します。

使い方の例

超音波とは

　空気がブルブル振動すると「音」となります。その振動のサイクル（周波数）が早すぎて人間の耳には聴こえない音を「超音波」と呼びます。超音波は光の様に直進し、ぶつかる材質により、通り抜けたり跳ね返ったりします。その性質を活かしているのが超音波治療器になります。人間の耳に聞こえる音は、20Hz～20,000Hz（20KHz）と言われています。この超音波骨折治療器は750KHzと1.5MHzの発振周波数を使い治療しています。

　当院では薬物療法、物理療法、運動療法等により、痛みの改善や生活の質の向上を図っています。腰、肩、膝、足などお体の痛みでお困りでしたら当院へご相談ください。

リハビリテーション科

柔道整復師　飯田　浩史

監修 茂澤幸右（茂澤メディカルクリニック南千住　院長）