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運動強度を設定してみよう
東京都荒川区・台東区の皆さんこんにちは。そしてメリークリスマス🎄
茂澤メディカルクリニック リハビリテーション科 理学療法士の八木サンタ🎅からプレゼント通信です!
前回は、運動量の目安として簡易的なゼロトゥピーク法についてお話させていただきました。
前回の投稿はこちら→https://www.mozawa-clinic.com/archives/4671
今回は、前回の投稿で少しお話しした運動強度、カルボーネンの式についてご説明します。
運動強度の設定(心拍ゾーン)
強度 | 負荷量 | 効果 |
50~60% | とても軽い | 有酸素運動の基礎作り、ウォーミングアップ |
60~70% | 軽い | 心肺機能の基礎作り、脂肪燃焼 |
70~80% | 適度 | 有酸素運動の向上、持久力向上、心肺機能の向上 |
80~90% | ハード | 無酸素運動の向上、スピードの向上 |
90~100% | とてもハード | 瞬発力、筋持久力の向上 |
上記はそれぞれ大まかな目安ですが、目的別の目安として設定してみてください。
カルボーネンの式
目標心拍数 = (最大心拍数 ー 安静時心拍数) ✖ 運動強度(%) + 安静時心拍数
最大心拍数 = 220ー年齢
(例)60歳で安静時心拍数が72、脂肪燃焼を目的とした場合は、
目標心拍数=( 220ー60ー72 )✖ 0.6 + 72 = 124
のようになります。
ですので、脂肪燃焼を目的とした運動をする場合は、上記の様に算出した値を目安に行う事をお勧めします。
ゼロトゥピーク法と違い、個々に合わせた目標心拍数を出すことが可能なため、皆さんも目的別に合わせて運動してみてはいかがでしょうか?
リハビリテーション科
理学療法士 八木雄人
監修 茂澤幸右(茂澤メディカルクリニック南千住 院長)