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子どもの足トラブル
東京都荒川区・台東区の皆さんこんにちは。
茂澤メディカルクリニック南千住の茂木です。
休みの日は子どもと外出することが多いのですが、職業柄いろんな方の足や靴を見ていると、明らかに靴の内側がすり減っていたり、踵が外を向いた状態で歩いている子どもを良く見かけます。
写真のように踵が外を向き、内側に足が落ちてしまう足のことを「回内足」と言います。
小さいうちから回内足の状態ですと、将来的にさまざまな足のトラブルが発生する可能性があります。
代表的なのに足底腱膜炎やシンスプリント、外脛骨などがあります。
回内足の治療には様々な方法がありますが、当院では下の写真のようなパッドを貼ってインソールを作成する方法をとっています。
写真のパッド位置はニュートラルな配置になります。
回内足に対しては矢印のように①のパッドを下方に、②のパッドを上方にずらして貼り、内側に足が落ちてきてしまうのを抑制します。
インソールは、自主トレが苦手なお子さまには特にお勧めしています。
補足としましてパッドサイズの関係上、当院のインソールは、5歳以上〜(足のサイズ15cm〜)からの作成をお願いしています。
お子さまの足でお悩みの親御さんがいましたら、ぜひ当院までご相談ください。
リハビリテーション科
茂木 佑介
監修:茂澤幸右(茂澤メディカルクリニック南千住院長)