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『子供の家庭内事故』について
荒川区・台東区の皆さんこんにちは。茂澤メディカルクリニック南千住
リハビリテーション科 柔道整復師の福岡です。
今回は子供の自宅でのケガについてお伝えしたいと思います。
ケガの8割は屋内で起こりますが、実は自宅でのケガがもっとも多い
と言われています。
1日のうちで1番長い時間を過ごす場所なので当然といえば当然ですが、
勝手しったるからこその油断や気の緩みがあるのでしょう。
では、どの部位にどのような怪我が多いかですが、過去当院に来院された
子供の例からお伝えすると、
●足・足の指:物を踏んづけたり、落下物に当たったり、家具や柱を蹴っての怪我
●手の指:扉やガラス戸に挟まれての怪我
●頭・顔・手(腕):椅子やベッドからの転落による怪我
●頭・顔・手(腕):階段からの転落や段差で躓いたり、足を滑べらせての怪我
などがあります。
このような怪我を発生させないために、
〇ベッドや階段に柵を設置する
○扉に指挟み防止器具をつける
○ベランダや高い場所に登れてしまうような台を置かない
○日頃から床などに物を置かない
○頭を打ちそうな高さの家具にはクッションをつける
という予防法をいくつか挙げましたが、日頃からお子さまの行動を観察し、
ケガをしそうな場所を把握しておくことが大事です。
安全なはずの我が家に危険がたくさんあるということを常に意識しておいて
ください。
リハビリテーション科 福岡
監修 茂澤幸右(茂澤メディカルクリニック院長)