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扁平足とは
東京都荒川区・台東区の皆さまこんにちは。
3月に入り、少しずつ春の陽気になってきましたね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回は扁平足(へんぺいそく)についてご紹介していきたいと思います。
みなさんは、扁平足はご存知でしょうか?
人の足の裏は、骨や靭帯、筋肉によってアーチ構造を形成しています。この足のアーチには、接地時の衝撃を吸収するという大切な働きがあります。
このアーチの異常の1つに、アーチが崩れて、足裏の凹んでいる部分=土踏まずがなくなり、足裏全体が平らな状態になってしまうという症状があります。これを一般的に「扁平足」と言います。
足アーチについては、過去のブログ「足のアーチ」でわかりやすく説明していますので、そちらをご参照ください。
扁平足になってしまうと、接地の衝撃を吸収することができないので、足に痛みや疲労感が出ることがあります。また、腰や膝などさまざまな関節に痛みを起こすこともあります。
扁平足は基本的には生まれつきではありません。足に合っていない靴、例えば、ぴったりフィットしていない大きめのサイズの靴を履いていると発症する可能性があります。また、加齢による筋力の低下で起こる場合もあります。
扁平足で痛みや疲れなどが出てしまった場合、いくつか症状を改善する方法があります。その一つがインソール=中敷です。インソールの紹介についてはまた改めてお伝えさせていただきますが、当院ではインソールの作製を行っております。
もし扁平足など足にお悩みのことがあれば、ご相談だけでも大丈夫ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
リハビリテーション科
茂木佑介