ブログの記事
四十肩・五十肩のセルフケア1
東京都荒川区・台東区の皆さん、こんにちは。
茂澤メディカルクリニック 作業療法士の茂木佑介です。
今回からは四十肩・五十肩のセルフケアについて紹介をしていきたいと思います。
第1回目である今回は夜間に肩の痛みがあり、眠れない方のためのセルフケアです。
まず知っておいてほしいのは、夜間痛のある状態はあまりいい状態とは言えません。
結論から言うと、夜間痛のある方ができるセルフケアはほとんどありません。
夜間痛の原因は炎症によるものが多いので、動かしたりするのではなく、まず炎症を落ち着かせることが先決となります。
そのためには、消炎鎮痛薬を内服したり、貼ったり、冷やしたり安静にして少しでも痛みを落ち着かせることが大切になります。
したがって、どの位置に腕を持ってきたら肩が休めることができるのか、その方法をご紹介したいと思います。
下の写真のように日中は上着のポケットに手を入れる方法をお勧めします。(肘を少し曲げ、肩が少し前に出ている状態)
就寝時、仰向けで寝る場合は肘の下にクッションを置き、手はお腹の上に置きます。
横向きで寝る場合は、痛い方の肩を上にして抱き枕を抱えるのがオススメです。
とにかく夜間痛がある状態は炎症を落ち着かせることが先決となりますので、上記の管理方法を参考にしてみてください。
いかがでしたか?
痛みが強い時は無理して動かさないことがポイントです。くれぐれも無理して動かさないでくださいね。
次回も引き続き肩のセルフケアについて紹介をしていきたいと思います。
肩痛だけではなく、腰痛、変形性関節症、骨折後、術後などの疼痛や動作でお困りの方はぜひ、一度、当院までご相談ください。
リハビリテーション科
作業療法士 茂木佑介