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姿勢セルフチェック
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東京都荒川区・台東区の皆様,こんにちは.
茂澤メディカルクリニック リハビリテーション科 作業療法士の伊藤です.
ショーウィンドウや電車の窓に映る自分の姿勢をみてドキッとしたことはありませんか?
猫背や反り腰,子供の頃から「姿勢が悪い」と周囲から指摘されてきたけれど,どういう姿勢を良い姿勢というのかわからないという方も多いのではないでしょうか.
そこで本日は自分でできる簡単な姿勢チェック法についてお伝えします.
- 壁から30~50センチ程度離れたところで,壁に背を向け,リラックスして立ちます.
- 後ろ向きのまま,ゆっくりと5センチくらいずつ壁の方へ後ずさり,身体の一部が壁についたらストップします.このとき,なるべくはじめの「立位姿勢」を変えないで進むのがポイントです.
- 身体のどこの部分がはじめに壁についたかチェックします.
下のイラストのようにお尻と背中がほぼ同時に壁につき,腰と壁の隙間に手を入れるとなんとか手が通るくらいであれば,骨盤の傾きが標準的でいわゆる良い姿勢です.
お尻が先に壁につき腰と壁の隙間に手が楽に入る場合は骨盤が前に大きく傾いた反り腰の姿勢,背中が先に壁につき腰と壁の隙間に手が入らない場合は骨盤が後ろに傾いた猫背姿勢ということになります.
身体は連動しているため,反り腰や猫背などいわゆる悪い姿勢を続けていると過度に負担のかかる部分ができてしまい,肩部,頚部,膝部,足部など身体のあらゆる部分に影響を及ぼします.
快適に毎日を過ごすため,まずは今自分の姿勢がどのような状態にあるのかチェックしてみてはいかがでしょうか.
リハビリテーション科
作業療法士 伊藤