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テレワーカーのための腰痛改善セルフケア 〜中殿筋由来の腰痛について〜
東京都荒川区・台東区の皆さん、こんにちは。
茂澤メディカルクリニック 作業療法士の茂木佑介です。
前回までは、大腰筋由来の腰痛がある方に対して、大腰筋を緩めるセルフケアを紹介してきました。
今回からは、何をしても腰からお尻にかけての張りがある腰痛が特徴である中殿筋由来の腰痛に対してのセルフケアについて紹介をしていきたいと思います。
中殿筋由来の腰痛は主に下図の赤い部位(お尻から腰にかけて)に痛みがあることが多いです。
中殿筋のセルフケアの方法ですが、今回もまたテニスボールを1つ準備してください。
仰向けになってから、上の図(左上)の①〜②印のところにテニスボールを置き、テニスボールで圧迫したまま1分ほどその状態を維持してください。
③の外側のお尻を圧迫するときは側臥位でおこないます。
最初の痛みよりも痛みが和らいだら終了です。
どちらの方法も程よい痛みが出る程度の圧迫を加えていただき、リラックスしながらおこなっていただくのがコツです。
いかがでしたか?
今回のセルフケアは横になったままでできるので、試していただきやすいのではないでしょうか。
次回は、腰方形筋由来の腰痛のある方(左右に体を倒すと腰やお尻が痛む)のセルフケアを紹介します。
腰痛にはさまざまなタイプがありますので、もし腰痛でお困りのことがあればぜひ一度、当院までご相談ください。
リハビリテーション科
作業療法士 茂木佑介