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子供のかかとの痛み

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東京都荒川区・台東区の皆様こんにちは。

茂澤メディカルクリニック 柔道整復師の福岡です。

コロナ自粛が終了した令和2年6月あたりから子供たちのスポーツ活動も再開され、それに伴い痛みを訴える子供たちも増えてきたと感じております。

そこで今回は、子供のかかとの痛みを取り上げたいと思います。

踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう)とは

朝起きた時や運動した後など、とくに打撲や捻挫のエピソードがないのにかかとの骨(踵骨:しょうこつ)に痛みを訴える事があります。

踵骨骨端症(別名:セーバー病、シーバー病)といい、とくにスポーツをする10歳前後の男の子に多く、症状は片側に起こる事が多いですが、両足に痛みを訴える事もあります。

どうして痛くなるの?

ランニングやジャンプはふくらはぎや足の裏の筋肉を使います。これらの筋肉はかかとの骨に付着していて、繰り返される運動によって脆弱な部分に牽引力が働く事で、炎症が発生して痛みが引き起こされる事になります。

かかとのクッション性が低いシューズ(スパイク)を履くスポーツや、床の上を素足で行う剣道なども機械的刺激によって炎症が起こりやすいです。

また、扁平足やかかとが外側を向いている(外反足)など、足のアライメント(各関節や骨の並び)に異常がある場合は、構造的にかかとに負担がかかりやすくなり痛みの原因となります。

そのままでも大丈夫?

骨端症は成長期の障害なので、大人の骨に成長すれば痛みも自然に無くなっていきますが、痛みを我慢してかかとにストレスを与え続けて重症化してしまうと、

かかとを着けて歩けなくなったり、かかとの骨に血流障害が起こり骨壊死を起こしてしまう場合もあります。

早期診断、早期治療が大事です。

お子さんがかかとに痛みを訴えている場合は是非当院の受診をお願いします。

茂澤メディカルクリニック リハビリテーション科

             柔道整復師 福岡孝俊

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