ブログの記事
テレワーカーのための腰痛改善セルフケア 〜大腰筋由来の腰痛について②〜
東京都荒川区・台東区の皆さん、こんにちは。
茂澤メディカルクリニック 作業療法士の茂木佑介です。
前回は、大腰筋由来の腰痛がある方に対して、テニスボールを使って後脛骨筋を緩めるセルフケアを紹介しました。
今回は、直接大腰筋を緩める方法について紹介していきたいと思います。
繰り返しになりますが、大腰筋のセルフケアは立ち上がるときや腰を沿ったときに腰に痛みがでる方には効果的ですので、ぜひ試してみてください。
大腰筋のチェック方法ですが、まずうつ伏せになっていただき、下の写真のようにそれぞれ足を持ち上げてみます。
持ち上げる角度が少ない、もしくは持ち上がりにくい側の足(の大腰筋)に対して、セルフケアを行っていきます。(両方やっていただいても構いません)
今回はキャンディボールを用意してください。
下の写真のようにうつ伏せの状態で、キャンディボールを太ももの前に置きます。
その位置にセットしたら、3秒ほど太ももをボールに押し付けます。
押し付けたら、繰り返しリズミカルに押す・力を抜く動作を10回×3セットを目安に繰り返します。
以上で終了です。
効果を確認したければ、もう一度そのままうつ伏せの状態で足を持ち上げてみてください。しっかり大腰筋が緩んでいたら、最初よりも足が持ち上げやすくなっていると思います。
いかがでしたか?
次回は、中殿筋由来の腰痛のある方(どう動かしてもお尻から腰にかけての張りが取れない)のセルフケアを紹介します。
腰痛にはさまざまなタイプがありますので、もし腰痛でお困りのことがあれば、ぜひ一度、当院までご相談ください。
リハビリテーション科
作業療法士 茂木佑介