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~物理療法~その2 超音波治療器
東京都荒川区・台東区の皆様こんにちは。
茂澤メディカルクリニック リハビリテー ション科柔道整復師の福岡です。
前回から当院で行う物理療法のご紹介 をさせていただいております。 今回は第2弾目として超音波治療器の紹介をさせていただきます。
「超音波」と聞いてまず思い浮かぶのは、 体内の様子を画像として見る「診断機器」だと思いますが、超音波は診断だけではなく、治療にも使われています。
空気が振動するとブルブルと「音」になりますが、その振動のサイクル(周波数)が 早すぎて人間の耳では聴こえない音を 「超音波」といいます。 超音波の光のように直進し、ぶつかる 材質により反射や透過する性質を治療 に活用しているのが、「超音波治療器」です。
超音波治療器の特長は、一般的な 低周波治療器よりも深いところまで 超音波のエネルギーが届くことです。
効果としては、温熱効果と非温熱効果があり、温熱効果としては、組織の収縮機能改善、血流の改善、疼痛緩和、筋肉の緊張をほぐす、骨格筋の収縮機能改善などがあります。
非温熱効果としては、細胞膜の活性化、炎症の治癒、細胞組織液の運動活発化などがあります。
効果を期待できる症状としては、慢性痛、肩こり、ギブス固定後の拘縮、術後の癒着・瘢痕、靱帯 損傷・腱損傷、捻挫・打撲、創傷 、局所の腫れ・むくみなどです。
既往歴、年齢などによって治療が出来ない場合もありますので詳しくは当院までご相談ください。
リハビリテーション科
福岡