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関節可動域訓練とは?
東京都荒川区・台東区の皆さん、こんにちは!
茂澤メディカルクリニック リハビリテーション科 理学療法士の福山真樹です。
運動器リハビリテーションについて、当院のホームページやスタッフブログで紹介をしていますが、具体的にどんな内容が行われるか気になっている方もおられると思います。
そこで、本日は運動器リハビリテーションのプログラムの一つである、『関節可動域訓練』についてお伝えします。
例えば肩関節周囲炎のように、関節の周りにある関節包・靭帯・筋肉が炎症を起こし、関節自体が固くなることがあります。
関節が固くなり動けるはずの範囲(=関節可動域)が制限された状態を関節可動域制限といいます。
関節可動域制限は、筋肉が伸びにくく常に力が入っている、筋肉や関節包が縮んでいる、組織や関節がずれている等が原因となって生じます。
これらの原因に対して、関節を動かす訓練=関節可動域訓練を実施することで、縮んでしまった組織を改善する等、関節の正常な機能に近づけます。
※図参照
関節可動域制限が生じている原因は、人によって異なりますので、個人に適した検査と関節可動域訓練が必要となります。
肩や膝など、関節の痛みや違和感でお悩みの方は、当院の医師やリハビリスタッフにご相談ください。
リハビリテーション科
理学療法士 福山真樹